どうもおはようございます。

今回は錬金術でに変えてみたいと思います。


まず準備するものはこちら。

銅板、亜鉛、水酸化ナトリウム

その他適当な加熱セットです。


亜鉛はマンガン乾電池を分解したものを使用しますよ

使用済みの物だと亜鉛がボロボロになっているので、なるべく新品の方が良い。

水酸化ナトリウムは水酸化カリウムでも良し。薬局で石鹸作りますと言えば多分売ってくれる。
18才未満の人は買えないので、保護者に頼みましょう。

それと、ドラッグストアは恐らく医薬用外劇物は売らないようにマニュアルに書いてあると思うのでこじんまりした薬局へGO

氷酢酸程度なら引っ張り出してくれるんですがね〜



銅板と亜鉛を切り出し、亜鉛を切り刻みます。

欲を言えば粉にしちゃうのがベスト。

準備が整ったらビーカー等に水酸化ナトリウムを適当にぶち込み、水に溶かします。
水酸化ナトリウムは明らかに多すぎなければ適当でOK。

そして溶け込んだら亜鉛をサラサラっと入れて、沸騰する位まで加熱します。


加熱したら銅片を亜鉛粉末のうえにそっとぶち込む。

弱火でコトコト煮詰めて待ちます。
と書いてある文章を良く見ますが、ゴボゴボ沸騰させた方が上手くいきました。


1、2分待つとこんな感じに。
メッシュの細かい粉末を使うと一瞬で反応します。

今回使った亜鉛は純度も低いし、表面積も小さいので時間がかかります。


かき混ぜるのに使った割り箸のせいで液が変な色になってます....



そうして銅片を裏返したり上手いこと綺麗に反応させてやります。

するとこんな感じに。
になりました!

あとは水でササっとアルカリやら汚れを流してバーナーの炎にサッと通します。

様子を見て何度か繰り返すと、

はい、になりました!

というのはもちろん嘘で、この金属の正体は真鍮です。


並べてみるとこんな感じ




真鍮というのは、銅と亜鉛の合金で
先ほど出来た銀色の金属は銅の表面に亜鉛がメッキされたものです。

その表面を加熱することで亜鉛と銅が見事真鍮へ導かれ、金色に輝くワケです。

亜鉛を粉末にすればスムーズに実験できますし、科学マジックなんかにオススメですよ




メッキがされる原理ですが、高校で習うイオン化傾向とかその辺の分野です。

銅と亜鉛が電解液中で接触すると電池の役割を果たして、電流が生まれます。それが銅に伝わって水溶液中の亜鉛イオン(塩基なので多分Na₂[Zn(OH)₄]とかの錯イオン)を表面に亜鉛として析出させるという感じ。
詳しい事は知らん。

それと、亜鉛は酸とも塩基とも反応する両性元素という物なので水酸化ナトリウム溶液に溶けましたが、酸で同じ実験をすると水素イオンH⁺が電子を奪って上手くメッキされません。




とまあこんな感じです。

間違っても十円玉を金ピカにしたりとかはNG。やってみたいけどとてもNG。

ちなみにイタリア語で真鍮はオリカルコって言うらしい。そう、オリハルコンっぽい。
オリハルコン=真鍮説も割と真面目にあるので、今回の錬金術もあながち間違いじゃないかもっすよ。



それではこの辺で。